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AIが受給事例を簡単に作れる時代だから

 障害年金手続をされている社労士さんはこの香川・徳島地区でも、5年前から比べると、3倍、いや5倍以上になった感じを受けます。
 全国的にも参入した社労士が多く、競争も激しくなっているわけですが、ホームページに載せている事例記事や情報が「?」なものも散見されます。
 私も間違った情報を発信しないように、投稿したものは何度も見直して、本当に気を付けなければならない、と肝に銘じてます。(間違っているところがあればすみません)

 世の中の流れは「なんでもAIに」ですが、AIさんは便利だけど、あちこちから情報を取ってくるのでつじつまが合わなかったり、かなり「嘘」も多い。特に障害年金はシビアな要点が多いので、鵜呑みにすると危ない。

 試しにAIその①さんにこちらからの情報を与えず、「精神疾患の受給事例」の作成をお願いしてみると、架空の人物像(傷病名、性別、年齢、職業)を設定、初診日や障害認定日、発症から受診までの経緯などを30秒もかからずに作ってくれました。そして「障害厚生年金3級の受給が決定」との結果。手直しして文章化すればよくある受給事例として十分に通用しそうです。
 しかし、障害認定日の設定日は思いっきり間違っていました。(間違っていたので、下記からは削除しています)

AIその①さん作成の障害年金3級 受給例(精神疾患)
① 基本情報
 氏名:Aさん(35歳)男性
 職業:会社員(休職中)
 傷病名:うつ病(反復性うつ病性障害)
 初診日:令和3年4月10日
② 発症から受診までの経過
 Aさんは営業職として勤務していたが、長時間労働や職場での人間関係のストレスにより、不眠、意欲低下、集中力低下、食欲不振などの症状が出現した。
 次第に、朝起きられない、出勤が困難、仕事のミスが増え、強い不安感、抑うつ気分が続くようになり、令和3年4月に精神科を初診した。
 主治医より「うつ病」と診断され、薬物療法および休職加療が開始された。
③ 日常生活の状況
 現在も抑うつ症状が持続しており、以下のような状態である。
 外出は週1~2回程度(通院のみ)
 買い物や公共手続きは家族の付き添いが必要
 服薬管理は家族の援助が必要
 家事はほとんどできない
 集中力が続かず、読書やテレビ視聴も困難
 対人交流を避け、友人との連絡もほぼない
 簡単な身の回りのことは可能だが、社会生活や就労は困難な状態である。
④ 就労状況
 休職中(復職の見込みなし)
 短時間の作業でも強い疲労感が出現
 指示理解や判断力が低下
 職場復帰は困難と医師が判断
 日常生活は一定程度維持されているものの、労働能力は著しく制限されている状態と評価された。
⑤ 受給内容
 年金種類:障害厚生年金3級

 別のAI②さんで条件を変えて、「精神疾患、不支給から審査請求で逆転した例」の作成をお願いすると、「審査請求での争点」までご丁寧に設定してくれて、受給例を作り上げてきました。ちょっと「?」なところもありましたが、読んだお客様は「実績ある事務所だな」と勘違いしそうで恐ろしい…
 でも審査請求・再審査請求の現実はそんなに甘くありません。

 「お客様獲得のためには受給事例を載せたほうがいい」と言われますが、「同じ傷病名だからといって同じ状況でもないし、受給が決まるわけでもない」から、私はホームページに受給事例を大々的に公開することはしていません。載せる場合にはいくら匿名だからといってもご本人様の承諾を得るべきで、何でもかんでも載せるのは違うと感じてしまいます。

 たしかに自分の傷病名で検索をかけて、受給事例がヒットすると依頼につながるのかもしれませんが、 上記のようにAIで大量生産できる現在、実績がなくても大量のニセ事例を作って、発信できるのだから、依頼したいお客様は何を信じてよいのやら。

 私はご依頼いただく方には誠実でありたいと思っています。
 実際の経験に基づいたお話を、地道にブログで情報を発信していきたいと思います。幸い、8年半の実務経験から話題はたんまり蓄積していますので、「継続は力なり」です。
 内容が行ったり来たりするのはご容赦ください。


 今までアシストした事例をしりたい場合は、無料相談の際にでもおたずねください。

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